王子インターパック(株)様 に設計を協力していただき製作しました。
前職で自動車のデザインに携わっていた設計者
現在、包装設計を勉強されている中、
上長より「前職の技能を活かして今年の干支を強化ダンボールで作成してみては?」と打診が
この言葉をきっかけにHiPLE-ACE(強化ダンボール)製の立体イノシシ製作に挑む事になったとの事です。
【設計手順】
- まずはイメージとなるイノシシの写真を入手!
- 体の特徴である凹凸や重心を一番イメージしやすいサイドビュー(横から見た絵)から作図
(基本的に3Dのデザインモデルを作成する際にはサイドビューからはじめるそうで、自動車の作図も同じとの事 ※特に日本車) - 写真やイラストをもとに、プランビュー(上から見た絵)を作図。頭は細く胴体は太くなど大まかなバランスを決める
- 最後にフロントビュー(正面から見た絵)で頭の高さ、胴体の高さ脚と脚の幅などを調整して作図
設計者曰く、
「経験の浅い強化ダンボールでの設計であった為、強度的にも上手く行かず、何度も作ってはバランスを調整して、を繰り返して設計しており、予想以上に時間を要しました」
完成まで実に3週間を要したプロジェクトになったとの事です。
干支シリーズとして毎年の定番にできたらいいなと思っています。